2019年7月14日日曜日

鳥羽公園での「森はともだち」2019.7.14


今回のテーマは「木ときのこをもっと知ろう」です。


きのこは生きてる木と栄養のやり取りをしている菌根菌と枯れた木に生える


腐朽菌がいます。菌根菌で有名なものはマツタケやホンシメジです。


腐朽菌で有名なのはシイタケやマッシュルームです。


今回は公園内のきのこがどちらのタイプか観察しました。





まずは菌根菌を紹介します。

ヤマドリタケモドキ

ヨーロッパでは大人気のヤマドリタケモドキが大発生していました。

アイタケ
天ぷらがおいしいアイタケ

チチタケの仲間

傷をつけると大量に乳液が出てきたチチタケの仲間

バライロウラベニイロガワリ
バライロウラベニイロガワリは初めての観察です。断面が青変しています。

バライロウラベニイロガワリ断面が青くなる


シロオニタケ

オキナクサハツ
シロオニタケとオキナクサハツは毒キノコです。



テングタケの仲間です。皆さん興味深そうです。




次は腐朽菌です。


ハナオチバタケ
残念ながらピンボケしていますが、ハナオチバタケは森の妖精のようです。

名前の通り落ち葉を分解します。




アミガサタケ
アミスギタケのカサ裏は見事な網目模様です。



ウラベニガサ
ウラベニガサの仲間。薄ピンク色のひだがうつくしい。



ヒイロタケ

カワラタケ
朱色が鮮やかなヒイロタケ、白黒のツートンカラーカワラタケも腐朽菌です。




昆虫では黄色い巻口がかわいいゴマダラチョウ、枯葉のようなムクゲカレハが見られました。
ゴマダラチョウ

ムクゲカレハ

カナブンもメタリックな緑色がうつくしい。


今回、ようやく梅雨入りしたおかげで26種類ものきのこが見れました。



雨もなんとか降らずに楽しく生き物を観察できました。


(きのこはかせ 弓削田)


◉おまけ◉

前日の下見の時は、大雨でした。

それでも、傘をさしてきのこをみつめるきのこはかせ。。。
まるで、きのこのようでしたwww
ありがとうございました!





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